切干大根の甘さにビックリ

 

切干大根は、本当はすごく甘いのです。

 

袋に書いてあるように水に入れて軟らかくもどすと、切干大根の甘味と旨みが水の中へ・・・なので、その時はさっと洗ってから水で戻し、その戻した水で煮るといいです。

 

しかし、もっと甘味を残せるのは水に浸けないこと。乾物はさっと水をかけただけでどんどん水分を吸収します。なので、切干大根もザルにあけてほぐして水を回しかけるだけでOK。切干大根が甘いから醤油だけで味付けします。

 

実際のやり方や他にも使えるメニューなどは、グルッペやおやの料理教室、2月で行います。いらっしゃれる方はどうぞ、お越しくださいませ。詳しくは料理教室のご案内をご覧ください。

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自家製粕漬け床

 冬は酒粕が美味しいね!身体をポカポカに温めてくれる優れものだね。

定番の粕汁やシチュー、鍋に入れてもいいけれど、粕床も作っていろいろと漬けこんじゃおう。

 

 この写真は生のタラを2週間ほど漬けて焼いたもの。粕床に味噌を加えたので程よい塩加減と旨みがさらにアップし、とっても美味しい。甘すぎる方は、醤油をたらして食べると良いですよ。時間が経つとタラの身が細ってしまうけれど、むちむちとした弾力と旨みが最高!他の白身魚や鮭でもイケるよ。漬け終えた粕床はスープに炒め物にと調味料として使えます。使い切りでスッキリ!!

 

レシピ・・酒粕200gを温湯50ccで軟らかくする。さらにみりん150cc

        味噌大さじ1を加えて混ぜる。

付け合わせは、ほうれん草のクルミ味噌和え、これは2月5日のプチ薬膳料理教室で実習します。ご参加お待ちしております。

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グルッペ「やおやの料理教室」1月の様子

 今日はグルッペでやおやの料理教室を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。昨日も予定しておりましたが、参加者さんが集まらず今月は今日だけの開催でした。

 

 かぼちゃを入れた玄米粥と常備菜のきんぴらごぼう、白和え、大根の浅漬け、とシンプルだけど滋味深い食事でした。やはり、マクロビオティック料理はココロの深いところを癒すのでしょうね。参加者さんからも「優しい味、素材の味が良く分かる、美味しい、満足」という感想をいただき、私もとても嬉しかったです。

 デザートのぜんざいは、甜菜糖の分量を少な目にして塩で甘さを引き出し、干し柿の甘さをプラスしました。小豆の甘さが美味しく白玉団子ともよく合っていましたよ。

 

 さて、次回は切干大根の煮物をします。切干大根の戻し方にコツがあります。是非、体感しにいらしてください。詳しくは料理教室のご案内をご覧くださいませ。

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寒さ極まる

江の島から富士山を望む

 

冬の海は青が深くてきれい、海風はキリリと冷たいけれど身体がシャンとして気持ちがいい。行っただけで身体丸ごと浄化されるような清々しさがある。

 

さて、昨日は土用の入りでこれから大寒を迎え、寒さが極まってくる頃ですね。天気予報でも雪降りの知らせが連日・・豪雪地帯の方々は本当にご苦労されていると痛み入ります。私も雪国の出身なので大変さが実感できます。

 

土用は次の季節の手前18日間を指し、冬なら寒さが暴れている感じで自然界も不安定さが出てきて、人も影響を受け体調を崩しやすくなります。なので、この時期はしっかりご飯を食べて身体を温めてください。気血の巡りを良くして身体を護りましょう。

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冬の葉野菜は茹でるだけ!で美味

 

 

葉野菜は、冬になると寒さから身を守ろうとして糖度が増し、とっても甘くなる。

ただ茹でる、もしくは蒸すだけで立派な一品になる。

 

写真はチンゲン菜で、醤油と柚子こしょうを添えた。

 

他にも白菜、小松菜、ほうれん草なども甘い。柚子こしょうの他には辛子醤油がよく合うし、ポン酢もおすすめ。

 

是非お試しになってみてね。

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塩ぜんざいで鏡開き

 

 

お正月を終えてあっという間の鏡開き

 

今年は小豆を甘くせず、塩だけを加えて塩ぜんざいにしてみた。

小豆そのもののかすかな甘さを感じ、お餅と合わせて食べるとお餅の甘さもよくわかり、とっても美味しかった。

 

これは食事になるなと思い、大根とセロリと人参スライスに塩麹と五味子酢を和えた一品とたくあんを添える。

 

これだけなのにお腹いっぱいになって幸せな気分に。

午後の仕事も随分はかどり、やはりお餅には力があると実感する。

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冬の身体

 冬、しかも寒さが増すとどんどん眠くなる感じ。昨日は雨も降っていて一段と寒く、私は寝ても寝ても眠い一日だった(前の晩に飲み過ぎたせいもあるけど)。

 

 自然界の理からみると、夏の陽に対して冬は陰の気が旺盛になるので冬は陰を充分に養う季節と言えます。陰を養うって?それは、睡眠を充分にとることもひとつです。一日で言えば昼が陽で夜が陰ですね、夜に眠れず睡眠不足になると体調が思わしくなくなるでしょ。人も陰陽のバランスがとれていることが大事なので、夜や冬の陰をよくよく養ってください。

 それから、身体を温める食べ物を選びお腹をポカポカにすることも大事です。お正月にたくさん食べたお餅はポカポカ食材の最たるものですよ。でも食べ過ぎて胃腸を壊している方もいるかな?お餅は消化があまり良くないので、酵素のあるものと一緒に食べるのをおすすめします。たとえば、おなますやサラダ、食後にリンゴ、ミカンなど・・いずれにしても食べ過ぎないことですね。さらに冬は、気血の巡りを良くして寒さから身体を守りましょう!

 

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グルッペ「プチ薬膳料理教室」1月の様子

 

 8日の午後は、薬膳料理教室を行いました。このクラスは、あまりお時間のない方や簡単に作れるメニューと季節の薬膳のお話しです。

 

 予定していた蓮の実入り玄米粥とカボチャとがんもの含め煮を作り、前日の七草粥にちなみカブをお粥に加え、さらに残ったカブを浅漬けにしました。皆さん初めての蓮の実を食し、よく味わっていただきました。食べ過ぎのために疲れた胃腸に優しいメニューでホッとする美味しさでしたよ。

 これに薬茶は杜仲茶を試飲し、冬の薬膳の講義もありで充実した内容と参加者さんから高評価をいただきました。

 

 次回から6月までのメニュー予定ができました。詳しくは薬膳料理教室のご案内をご覧ください。

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グルッペ「薬膳食養講座」5回目の様子

 8日はグルッペでの初仕事「薬膳食養講座」と「プチ薬膳料理教室」を行いました。それぞれにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。年明け早々、しかも3連休の最中にお時間を作ってお越しいただいたことに私は身に引き締まる思いでした。

 

 講座の方は、中医学からみる身体の臓腑の働きで皆さん熱心に受講され、質問も多く活気ある講座となりました。

 写真は講座終了後の軽食ですが、もち米と雑穀を混ぜて半搗きにしたご飯に塩あんこを添えたものとたくあんです。小豆は甘いものという固定概念を吹き飛ばし、塩のみなので小豆本来の甘さがわかります。お正月の疲れた胃腸を癒すかのような一品に、まるで治療食のようなパワーがありました。

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大阪名物「551蓬莱」

 大阪土産の定番といってもいいくらいの「551蓬莱」の豚まんはとにかく美味しい。だから、新大阪駅の売り場はいつでも行列ができているので時間に余裕がないと買えない代物なのです。このお店は中華料理店なので豚まんの他にも美味しいものが一杯あり、今回はちまきとシュウマイを購入し新幹線でいただきました。ホカホカあったかを用意してくれるので少々匂いが気になるけれど、ま、いっか、とその美味しさを堪能しましたよ。

 ちまきは3種類あって私は海鮮ちまきを選び大正解でした。ひと口食べると口中に干しエビ(他にも干し貝柱もあるかも・・干し系の味がスゴイ)の風味が広がりビックリするほどの美味しさ!シュウマイも味がついているので辛子だけつけて食べるのですが、大満足の味と食感でした。私の疲れた身体をガツンと補ってくれた海鮮ちまきとシュウマイに感謝です。

 皆さんも大阪に行った際にはよかったら食べてみてね。すぐ試したい場合は通販もありです。

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2017年のご挨拶

 

 年頭のご挨拶が遅くなってしまい、大変失礼いたしました。

皆様にとりまして善きお正月を迎えられたこととお喜び申し上げます。本年も料理教室、薬膳講座と引き続きよろしくお願いいたします。

 

 暮れも押し詰まった日に比叡山延暦寺におまいりしてきました。山の中は写真のように雪景色でとても寒かったのですが、霊山としての厳かな雰囲気に息をのむ思いでした。その日は晴れていたのでお日様が雪に反射して美しく輝き、まさに極楽浄土へ誘われるような景色。

 昔はおまいりするのも命がけだったでしょう、やっとの思いで着いた時にこの景色を拝したら本当に極楽浄土かと感じたかもしれません。私は、そのような古の人々の感性にあやかりたいとつくづく実感しました。しかし、現代は感性だけでなく理性とのバランスを上手にとれることが大事なのだとも思います。そして、自分自身を大事にすることも忘れずに・・私は、お料理を通じて皆さんと共にこのことを学んでいきたいと思っています。

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