カラダを醸す

皆さん、発酵食品を毎日食べてますか?

 

幸いなことに、日本は発酵食だらけと言ってもいいくらい毎日使うであろう味噌・醤油などの調味料はもとより、ぬか漬けなどの漬物類や酒とさまざまなものが豊富にある。だから、どなたも意識しなくても自然と毎日発酵食品を口にしていると思われる。

自分のカラダは自分で守るしかないのはいつでもそうだが、特に今はこのような状況なのでなおさらだね、なので食べ物でしっかりとカラダ作りをしたいものだ。

そこで、私は味噌をおすすめする。味噌汁は毎日かもしれないし、そうでない場合は夏なら生野菜に味噌をちょっとつけて食べるのもイケるし、ドレッシングやタレにも使える優れものだ。味噌を毎日食べよう!

さらに、さまざまな発酵食品を食べてカラダを醸し自分自身を守りましょう。

 

「キュウリの酢醤油炒め」いちにち一品

 

農園のキュウリがたくさん収穫できて食べきれず、私は傷まないように塩漬けにしておいた。ところが、塩加減が甘かったせいか酸っぱくなってしまう。腐った感じではないので洗って刻み、ごま油で炒め酢と醤油で味付けしてみた。分量は適量でOK、みりんを加えても味がまろやかになって美味しい。

食べてみると以外な美味しさ!すりゴマも振って混ぜ、結局全部食べてしまう。良かった、食べられないかと捨てるところだった。

 

酸っぱくなった漬物は、昔からよく油で炒めて食べていたようだったので私もそれに習って作ってみた。食べ物はなるべく捨てずに使うという先人の知恵は尊いし、いろいろ工夫してこれからも実践していこうと思う。

定番の玄米弁当

ダンナの会社もリモートワークが増え、私が作るお弁当率も低くなっていて・・実はありがたいのだ。

 

私は思う、お弁当は定番で良いと。もちろん、あれこれ考えて作るのも楽しいけれど毎日となるとちょっと辛い。そこで、自分の中でいくつか定番を持ってしまえば、考えなくて楽だなと思う。

 

お弁当を作り始めた頃、玄米を入れたらダンナはイヤがらなかったのでしめしめと思い、お弁当のご飯はなるべく玄米にしている。本人の体調不良の改善のためだからね。

お弁当は、玄米ご飯、カリカリ梅、ゆかり、キュウリのぬか漬け、鮭、卵焼き、煮しめ、野菜サラダ、に味噌汁。

そのため、私のランチも玄米ご飯で、美味しく食べている。おかげで残暑にもなんとか耐え夏バテせずに過ごせている。ありがたい!

「やおやの料理教室」8月の様子

22日の日曜日は、グルッペ荻窪店でやおやの料理教室を行いました。暑い中、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。例年では8月のお教室は休んでいますが、このご時世なので少しでも参加された皆さんの癒しになれば、と思い開催しました。

 

夏真っ盛りなので、夏野菜と果物を使って適度に身体を冷やし過ごしやすくするメニューにしました。

カポナータの発祥の地、イタリア仕様を少しだけアレンジして野菜の旨味を引き出し、カッペリーニを添えてカポナータを、キュウリとセロリでサッパリ味のスープ、植物性のナッツを使ってシーザードレッシングサラダ、メロンと豆乳でジェラートを感じられるアイスを作りました。シーザードレッシングとメロンアイスは特に好評で皆さんに喜んでいただけました。

次回は、9月19日の日曜日に開催予定です。詳しくは料理教室のご案内をご覧ください。

野菜作り日記「キュウリ、インゲン終わり」

先日の台風で斜めになったキュウリ棚を直して2日後、このような状態になってしまった。キュウリの根元の方を見るとまだしっかりはしているが、疲れた感じが漂っていてもうおしまいなのだな、と感じ取った私は根っこも引き抜き、ネットや支柱も取り除いた。

となりに植えたつるなしインゲンも枯れ始めていたので、元気なひと株だけ残して引き抜き整理した。

 

今年、農園をしたおかげでキュウリをたくさん食べた。ある日のランチは、キュウリのぬか漬け、オイキムチ、キュウリの酢醤油炒め、サラダ、キュウリ味噌、とキュウリ三昧。キュウリでこの暑さを凌いだと言ってもいいくらい、実によく食べた。インゲンは、少ししか収穫できなかったけれど、美味しかった。

キュウリよ、インゲンよ、ウチの食事を支えてくれて本当にありがとう!!美味しかったよ。

モモのジェラート

 

関東では今朝から晴れて暑くなり、猛暑になるとのこと。カラダが熱くなると冷たいものが欲しくなるのはあたりまえだから、冷たいものでクールダウンしよう。でもね、惰性で食べ続けるとお腹を冷やし過ぎて体調不良になるからほどほどにね!

 

今、おうち時間も増えているのでせっかくならジェラートっぽいものを手作りしてみよう。私は、ジェラート用の容器で作ったので見るからにジェラートでしょ、でも作り方次第で専用の容器がなくてもジェラートに近づけるから良かったら試してみてね。

 

写真はモモのジェラートで、先日、甘いだけじゃない酸味もしっかりある美味しいモモを食べチョク経由で入手したのでこれを使ってジェラートにした。すごく美味しくできて大満足だった。

続きを読む

野菜作り日記「つるなしインゲンとキュウリ棚」

つるなしインゲンは、つるがないのでネットを張らなくてもよい、とあった。だから、少し楽かもと思った私はつるなしインゲンを植えてみることにした。前にも書いた通り、芽の出始めはグングン伸びてイイ感じだったが、一気にわんさかと葉が茂って地を這いだしたので両脇に支柱を立て、麻ひもを通して葉が地につかないようにした。

それが・・麻ひもで葉がキュッとなって窮屈だったのか、その中にできたインゲンは白っぽくなってしまい、いくら葉を摘んで日当たりを良くしてもそれ以上緑色になることはなかった。すごく残念なことをしてしまった。インゲンよ、窮屈にしてごめんね。

 

それから、先日の台風でキュウリの支柱とネットが斜めになってしまったのでなんとか直し、茂り過ぎた葉も剪定した。コンパクトなキュウリ棚では強風に負けてしまうのだね。勉強になります!

低気圧よ、カラダが辛いよ

私は、めっぽう低気圧に弱い、というブログを今までに何度か書いてきた。マクロビオティックや薬膳で食改善をした私は、へなちょこ体質とはおさらばしたけれど、大元の体質はどうやら変わらない気がする。

 

とにもかくにも、私はまたしても低気圧にやられてしまった。昨日からの雨もそうだが、先週末に台風が3コ発生した時はだるさに加えて歯痛がひどかった。ハンマーでガンガン殴られているような痛さで食事もできず辛かったので、やむなく鎮痛剤を飲みなんとか効果が出て痛みも引き眠ることができた。翌日になるとあの痛みはどこへ?という感じで無くなったが、止痛の箇所で噛むと痛いのでしばらくはゆっくり食事をして凌ぐ。やっと歯医者さんの夏休みが終わり、連絡をいただいて症状を話すと「今、同じような症状の患者さんが多い」とのことで、もしかして低気圧の影響かなと思っている。

 

何度も書いてきたけれど、人は自然界の影響を受けている(個人差はあり)ので何らかの対処方法を見つけておくといいと思います。たとえば、時間が取れるなら横になるのが一番だし、すぐにしなくてもいいことは後回しにしたり、カラダの中も湿気が多いわけだからコーヒーや紅茶、緑茶、ハト麦茶など利水作用のあるお茶を飲む、キュウリやスイカなどの夏野菜もいいね。また、今日のように涼しい日はカラダを冷やさないように小豆や黒豆で利水効果をあげるのもおすすめです。

皆さん、どうぞお身体をいたわってくださいませ。

 

野菜作り日記「丸まったキュウリ」

キュウリの成り始めは、まっすぐな形だったのに次第に写真のような丸まったものや片方が膨らんだものができるようになってきた。農園の皆さんに聞いてみると、栄養が足りないから根元のあたりに肥料を足してとのこと。確かに調べてみるとそのようだが、私はいわゆる化成肥料は使っていないので、有機肥料を買ってきてキュウリの根元周辺に埋め込む。

それから、キュウリの生長は早くツルをどんどん伸ばして葉を広げていくので、棚は充分な高さや横幅が必要なこともわかった。私は、コンパクトに棚を作ったので伸びたいキュウリには窮屈だったようだ。きっと、それもキュウリの形に影響しているかも、さらにこの炎天下で水が足りなかった(毎日水やりしても充分ではなかったかもね)と思う。

丸まったキュウリは、そのままの形でぬか漬けにしていただきました。

ホーム写真「冬瓜とナメコのスープ」

夏の薬膳「冬瓜とナメコのスープ」

冬瓜とナメコのとろみがお腹に優しいスープです。夏の食欲がない時でもスルッと食べやすいですよ。

 

調理ポイント

先に冬瓜を軟らかく煮てミキサーにかけ、ナメコを加えて仕上げます。味付けは塩と醤油で充分美味しいです。

 

薬膳ポイント

冬瓜は、身体の余分な熱を冷まして利水しながらも口の渇きを癒し、解毒します。そのため、暑気あたりやむくみ、口渇、小便不利などに効果的です。ナメコは、疲労や無気力、心悸・息切れ、便秘に効果的です。

これらを合わせて夏の体力低下を防ぎ、夏バテ予防の薬膳となります。

<冬瓜とナメコのスープ> 4人分

材料 冬瓜・・300g ナメコ・・1パック 小ネギ・・少々 昆布ダシ・・2.5カップ 塩・・適量 醤油・・小さじ1

作り方

①冬瓜の皮をむいて種とワタを取り、2cm角に切る。小ネギは小口切り、ナメコはザルにあけてさっと洗う。

②鍋に昆布ダシと冬瓜を入れて中火にかけ、沸いたらやや弱火で煮る。

③冬瓜が軟らかくなったら一旦、火を止めハンドミキサーでとろとろにし、ナメコを加えて再度中火にする。

④③が沸いたらやや弱火にして塩と醤油で味付けする。

⑤汁椀によそってネギを散らす。

*昆布ダシの代わりに水を入れ白だしで味付けしてもOKです。その際は、最後の醤油を控えめにしてください。

「アマランサス葉野菜の煮浸し」いちにち一品

先日、月田商店さんからアマランサスの葉野菜を購入した。私は、はじめましての野菜で見た目はモロヘイヤのような感じ、匂ってみるとイネのような匂いがしてアマランサスの実を思うとなんだか納得した。生産者さんは、茹でると栄養素がお湯に逃げるので蒸す方がよいとのこと、それならと私は炒めてから煮る、煮浸しにした。

 

作り方は、アマランサスの葉を3~4cmの長さに切り、油揚げ1枚を油抜きして短冊切りにする。アマランサスの茎の方を先にごま油で炒め、次に葉を加えて炒めてしんなりしたら水(出し汁でも)100ccほど加えてフタをし、3分ほど煮る。みりん大さじ1と白だし大さじ1/2(メーカーにより塩気など異なるので分量はお好みで)ほど加え、ひと煮立ちしたら油揚げを加え、少し煮て完成。アマランサスの葉がやわらかくなってクセもなく美味しい。

 

*ちなみにアマランサスの実と葉野菜は種類がちょっと違うようだ。

 

野菜作り日記「枝豆とカメムシ」

農園の枝豆は、カメムシにやられながらも新しい葉をどんどん伸ばしてがんばっている。

 

写真でもわかるように葉に穴があいている所は、カメムシが盛大に食べた証拠だと思う。一見、カメムシはいないようだが、葉の裏や茎を見ると2~3匹ずつかたまっているので、私は水で薄めた木酢液をカメムシめがけてスプレーしまくる。が、奴らも負けずに益々茎にしがみつくではないか!そこで、今度は枝を揺さぶるとぷわ~ん、とカメムシたちは飛んでいくが、すぐに舞い戻る。

仕方ないね、カメムシも生きていかなくちゃいけないし、枝豆とはうまく共生して欲しいと願うのみだ。私にできることは毎日農園に行ってせっせと枝豆に木酢液をスプレーすることかな。

 

しかし、この暑さで農園の土はカラカラに乾いているので毎日の水やりも欠かせないよ。

やおやの料理教室は8月も開催します

お暑うございます。皆さん、夏バテしていませんか。この夏は、どこにも出掛けられず家にいるばかりですね。

ウチは、ずっと後回しにしていた片付けができて良かったです。断捨離した方、多かったのではないでしょうか。

 

この世界的なコロナ禍、嘆いても悲しんでもどうにもならないし、誰のせいでもないし、仕方のないことだと思います。この状況をどのようにとらえていくか、ですが、ネガティブ思考はどんどんそのマイナスを引き込んでしまい、心もカラダも疲弊してしまい、免疫力も低下してしまいます。だから、今、自分にできることや今日一日を無事に過ごせたことに感謝してポジティブにいきたい、と私は思って日々を暮らしています。だからなのか?おかげさまで元気です。

例年ですと8月の料理教室はお休みしますが、今年はやおやの料理教室を開催することにしました。気分転換にいらしてみてはいかがですか。詳しくは料理教室のご案内をご覧くださいませ。

 

 

ジェノベーゼソースのアレンジパスタ

 

 

私は、先日ジェノベーゼソースを作りとても美味しいのでいろんな料理を作っている。中でもイチ押しはパスタ、茹でたパスタを湯切りしてジェノベーゼソースを和えるだけ、あとは塩味を調えて完成。これが簡単でめっちゃ美味しい。

 

ダンナもこのソースを気に入ってくれて、今日はアレンジしたパスタを作ってくれた。

どうやら、朝からパスタの仕上がりをイメージしていたらしく、必要な材料も買い物も自ら行き、ビールもしこたま購入してくる。そう、今は緊急事態宣言中だから外食でお酒は飲めないからね。

 

さて、いただきます!といただくと、クリーミーでまろやかで美味しいではないか。

何を入れたか聞くと・・鶏肉、ニンニク、エリンギ、生クリーム、牛乳、クリームチーズ、パルメザンチーズ、白ワイン、マジックソルトだって。クリーミーだから牛乳や生クリームは入っているだろうとは思っていたけれど、まぁ、予想以上にいろいろ入れてた。

 

ダンナは、自分でも最高の出来だったらしくとても満足げだ。私も農園の野菜の水やりを終えて帰ると極上のランチが待っていて最高の休日だった。ありがとう!