2014年4月

身体スッキリ「ごぼう茶」と「トマトたっぷりパスタ」

 今日は快晴・・しかし、私の体はなんだかぼんやりしている。春だからねぇ、しょうがないか・・などと思わずに体がスッキリするものを飲もうと思った。「ごぼう茶」とキタので、冬の間にせっせと作っておいたごぼう茶を水から煮だしてお茶にする。飲んだ感じは、ごぼう特有の味と匂いがお日様の力で緩和され、まぁるい味わいになっている。そして、何かが鼻から脳天に突き抜けていってスッキリ!ごぼう茶はむくみ解消の効果があるようで、飲み終えてすぐにおトイレに。体からの小さな便りは速達で届き、限りなく澄んだお小水にビックリ!そして、体もスッキリ!これで良かったんだね、と納得しました。

 

 ごぼう茶の色が薄いので、わかりやすいようにごぼうまで入れて写真を撮りましたが、実際はお茶だけ飲みます。煮だした後のごぼうは、出し殻状態なので味はなくなっています。しかし、その食物繊維を捨ててはもったいないので、私は味噌汁や煮物や炒め物などに入れて食べてしまいます。

 ごぼう茶の成分のタンニンは、消炎作用、収斂作用があり、また解毒や発汗作用もあります。

熱を持った腫れ物やできもの、口の渇きを止めるなどの効果も期待できるようです。

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むくみ取り「黒豆」

 今日は雨降りで肌寒いですね。春の雨は植物の芽吹きと生長に必要不可欠、大地に潤いをって感じです。そんな中、私の体は「黒豆」と言いまして「う~ん、確かに黒豆をたんまり食べたい」と思い、午前中に黒豆を浸水させ、お昼には圧力鍋で作ってしまいました。お正月のハレ用ではないから、多少皮がむけたりと美しさに欠けますが味わいは充分でした。

 

 黒豆を薬膳的にみると、全身のむくみ!腰痛、月経不順、老化防止によいとあります。さらに解毒もしてくれるし、体を冷やさないしで今日のような日には適しているでしょう。私は、最近体が水分過多だったようで、むくみ取りというところで納得しました。

 

*黒豆の簡単煮 作りやすい分量

<材料> 黒豆・・1/2カップ 水・・2カップ 甜菜糖・・大さじ2~3 醤油・・小さじ2~

<作り方>

 ①黒豆をさっと洗い3時間ほど浸水させ、圧力鍋の高圧で5分加圧し10分蒸らす。

 ②甜菜糖を2回に分けて加え、弱火で煮含めて最後に醤油を加える。

*黒豆は本来6時間ほど浸水させた方がよいのですが、この時間でつまんでみると少し柔らかくなっているのであとは圧力鍋(平和)にまかせました。加圧時間や蒸らし時間を工夫すれば、この時間内でも煮豆ができますよ。

 

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グルッペ、やおやの料理教室4月の様子

 昨日は、グルッペ主催のやおやの料理教室でした。いつも参加してくださる皆様、また初参加の皆様ありがとうございました。

 

 写真をご覧ください。筍の炊き込みご飯(玄米)、山菜の赤だし、筍と高野豆腐のうま煮、新玉ねぎとスナップエンドウのサラダ、さざれ豆かんの5品です。写真だけではなく、実際に召し上がっていただきたい!全体のバランスもよくとっても美味しかったです。私はいつも思いますが、自分ひとりで作るよりも皆さんと一緒に作った方が断然美味しい!だから、料理教室は私にとっても楽しみなのです。

 

 今回の絶品料理は、赤だし・・といってもその出し汁です。なんと、筍のアク取りのために昆布と共に茹でた煮汁が、立派な出し汁になったのですよ。米ぬかを使うと後で茹で汁を捨てるのにひと苦労しますね。それがなく、しかも食すことができるなんて・・さすが桜沢如一先生、そう「魔法のメガネ」にその記述があるのですよ。山菜はふきを使いましたが、そのしゃっきり感と青々しい味わい、わかめの柔らかさ、三つ葉のほのかな香り、豆味噌と麦味噌の合わせ感、ふくいくとした出し汁、全てが絶妙なバランスで仕上がりました。

 筍は玄米と炊き込むと双方の味が濃くなり、玄米も軟らかく炊き上がります。高野豆腐も新玉ねぎも寒天もよい味をだしてくれました。心からごちそうさまでした。

 来月はイタリアンで5月18日です、また写真と共にお知らせしますのでお楽しみに!

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マクロビ基本食「小豆かぼちゃ」塩のみの味付けレシピ

 

 今日は小豆かぼちゃを作りました。これは、マクロビオティック料理の基本食のひとつで腎の働きを助けてくれると言われています。味付けは塩のみで、小豆とかぼちゃの甘さを最大限に引き出します。作る時のポイントは、下記の写真と共にお伝えします。

 

 小豆は、薬膳的にみると利尿作用があり、熱を冷まし、解毒もしてくれます。身体を冷やすわけではないので、春先にむくみが出ている場合には使える食材と思います。

 

 

*小豆かぼちゃ (基本分量)

<材料> 小豆・・1カップ かぼちゃ(ワタなし・・)300g 塩・・小さじ1 水・・3カップ~

<作り方>

 ①小豆をさっと洗い、圧力鍋に3倍の水と共に入れ高圧で5分加圧し、20分ほど蒸らす。

 ②かぼちゃは2cm角に切り、分量の塩を半分まぶしておく。

 ③煮えた小豆に残りの塩を加え、かぼちゃの皮を下にして小豆の上に並べ、水を少し足す。

 ④さらに煮て(圧なし)かぼちゃが軟らかくなったらできあがり。

*写真の小豆かぼちゃは、基本分量の半量で作りました。

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ふきの生命力を食べる「ふきと昆布の炊き合わせ」

 私は今週、ドーンと落ちてしまいました。金曜日から戻りつつ、やっと今日の土曜日に復活、散歩をしながら何食べたいかな・・とイメージしたら間髪入れずに「ふき」と浮かびました。ふきかぁ、と思ったらどんどん食べたくなって近所の八百屋さんに直行!すると、写真のようなダイナミックな売り方をしていて(実際はこの2倍の長さ)一瞬、迷ったけれど思い切って購入。

 

 家に帰ってすぐに下ごしらえを・・葉を切り落とし、鍋に入るくらいの長さに切って3分ほど塩茹でして水にとります。冷めたら皮をむいて料理、使うまでは水に入れて冷蔵庫に保存します。2日ほどは日持ちします。

 

 今日は二十四節気でいうと「清明」で、天地万物の気が満ち、清く明らかになるそうです。なぜだか、ふきを欲した自分とリンクしているような気がしました。

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圧力鍋で簡単「お赤飯」

 昔から1日と15日は小豆をご飯に炊き込むのだそうです。ということで、今日は1日ってことでお赤飯を炊きました。今までは、玄米(うるち米)と小豆を圧力鍋で一緒に炊くと、モチモチとした食感がまるでお赤飯だったのでそれでよしにしてましたが、今日はいわゆる普通のお赤飯が食べたくてこちらを炊きました。

 通常は蒸すのですが、小豆を別に煮たりとちょっと手間だなぁと思い、圧力鍋でもち米と小豆を一緒に炊き込んでしまいました。小豆の煮汁はないのでご飯は小豆色に染まらないけれど、食べた感じはお赤飯だし、小豆のアクも気になりませんでしたよ。

 

*赤飯 4人分

<材料> もち米(白米)・・2カップ 小豆・・40cc 塩・・ひとつまみ 水・・2カップ

<作り方> 

 ①もち米を洗って30分ほどザルあげする。

 ②小豆をさっと洗ってもち米でサンドするようにして圧力鍋(高圧)にセットし、水と塩を加

  えて強めの中火にかける。

 ③圧がかかったら弱火にして7分炊き、10分ほど蒸らす。

  小豆は少し硬めに炊き上がる場合もあります。

*圧力鍋は平和を使用しています。あまり圧がかからない鍋の場合は、加圧時間を3~5分ほど

 プラスしてみてください。

 

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