2014年5月

ほっくほく、グリーンピースご飯

 グリーンピースの旬は短いです。さやを開くとびっしりと並んだ豆・豆・豆たち、そのエネルギーには圧倒されます。これを食べたらきっと元気になるって感じがします。

 それもそのはず、薬膳的に見ると気を補ってくれるので疲労回復によく、さらに利水作用があるのでむくみにもよいです。ということは、梅雨の時期に最適の野菜なのですね。

 

 写真のようにグリーンピースを鮮やかに仕上げるには、豆は別に煮て(少し硬めに)煮汁をプラスしてご飯を炊き、蒸らし終えてから豆をさっと混ぜてお茶碗によそってください。真ん中の赤紫色はゆかり(自家製)です。味のアクセントになって旨さが増しますよ。

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日野、カリカリ小梅作り教室の様子

 5月25日は、日野でカリカリ小梅作り教室を行いました。ここは、女性鍼灸師さんが主宰する会で、身体のことを治療だけでなく食べ物も大事だよ、とうことでコラボしています。

 

 この日は、お子さんもいらして皆さん楽しかったようです。私も楽しかったし、皆さんと作った梅ゼリーと青じそジュースの美味しかったこと!ジメジメ梅雨を吹き飛ばしてくれそうなおやつでしたよ。

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パワーあふれる山菜「シドケ」

 「シドケ」という山菜はご存知ですか?

写真がシドケですが、主に東北方面で食べられています。私は、実家が岩手なので春に帰った時は食べるし、居酒屋でもメニューにあたりまえにあります。特有の味わいで食べると元気になり、私は好きなのですがこちらではあまり売ってないですね。

 

 これは、丹沢で採れたものだそうで、なつかしくて思わず買いました。山の気をただよわせてちょっとすごかった。

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ゆで卵を三五八漬けに、滋味!

 三五八漬け第3弾!

またもや、三五八で失礼します。ゆで卵1コにつき小さじ1の三五八漬けをまぶし、ジプロックに入れて一晩おくと、まぁ~~~~~~~美味しいこと。写真のは固ゆで卵にしましたが、半熟はさらに美味しかったです。

 

 ブリでもやってみました。スーパーで天然ブリを見つけ即買い。私は、どうも魚の養殖はあまり使いたくないので、養殖物が多いブリや鮭の天然物を見つけると嬉しくなってすぐ買ってしまいます。私は、ブリを焼いても照り焼きにしても身が多少パサついて残念な感じになってしまうのですが、三五八を1切れに小さじ2をまぶし、一晩おいてから照り焼きにしてみたら・・・。身がふわりとやわらかくて旨みもアップでしたよ。とっても、美味しかった(^^)

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グルッペ、やおやの料理教室5月の様子

 今日は、荻窪のグルッペ主催の「やおやの料理教室」でした。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

 メニューは、そら豆のパスタ、玉ねぎのホワイトスープ、アスパラのフライ、セロリのグリーンサラダ、いちごと豆乳のスムージー。ポイントはパスタにナッツ類を入れてコクを出すこと、カシューナッツとくるみをすり鉢ですってソースに、アスパラは生のままフライにすることで味わい濃く、他、玉ねぎを炒める際の塩の使い方や炒め方など、随所にポイント満載です。そして、いつものように旬の野菜の美味しさを堪能しました。

 

 私は、いつも参加者さんに助けられています。ん?以前も書いたような気がしますが、毎回そう思っています。料理中に食材を入れ忘れそうになると、皆さんからツッコミが入り事なきを得る、といった感じです。本当におかげさまです。皆さんの美味しかった!と楽しかった、の声に今日も励まされた私でした。

 来月は、リゾットをお米から作りますよ。写真ができたらまたご案内します。

 

 

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豆腐を三五八漬けしてチーズ風味に

 三五八漬け第二弾!

豆腐にまぶしてみました。写真の豆腐の表面にポロポロ見えているのが三五八で、350gの豆腐に

小さじ2まぶし一晩おきました。これを、そのままフードカッターにかけクリーム状にして、さらに

レモン汁大さじ3を混ぜてキッチンペーパーでこすと、クリームチーズのようになりました。

 

 デッィプにしていただきました。黒こしょうを振りましたが、さらにオリーブオイルをかけても美味しかったです。冷蔵庫で5日ほど保存できますが、次第に水が出てくるので食べる時に混ぜてください。酸味をきかせると美味しいです。

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漬けるだけじゃない「三五八漬け」万能調味料!

 料理教室の参加者さんから「三五八漬け」の漬け床をいただきました。写真は、カジキマグロに三五八漬け床をまぶしているところですが、お粥状になっているので塗りやすいのです。1切れに小さじ1~2を両面にまぶして、1時間から一晩おきます。

 ・・・すると、カジキマグロの旨みが増して美味しくなるのはもちろんのこと、身が軟らかくなってもっと美味しくなるのですよ!

 

 「三五八漬け」は、東北方面の郷土料理で塩:麹:米が3:5:8の割合で作るものです。ざっくり説明すると、甘酒を作って最後に塩を混ぜて寝かせて作る感じです。炊いたご飯で作る場合と蒸したご飯で作る場合があるようです。

 

 この漬け床は、漬け込むというより食材のまわりにまぶして使った方が、断然その良さが生きます。野菜の漬物を作る場合でも、少し多めに野菜にまぶしジプロックなどに入れ、もんで漬けるのをおすすめします。

 

 私は、いろいろな食材にまぶすのが気に入ったので、これからもどんどん紹介していきますね。今日は、カジキマグロでムニエルにしました。

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菖蒲湯

 今日は端午の節句なので、ちまきを作ろうかと思ったけれど笹の葉がない、ことに気づいて断念。では、菖蒲湯に入って端午の節句を体感しようと菖蒲を購入した。少々熱めのお風呂に浮かせてガンガン汗を出したら身体中のいらないものが出ていった感じ。最後に菖蒲で体をバシバシたたいて自分に喝を入れた。

 毎月ある行事は、日ごろの「ケの日」に対して「ハレの日」と言われ、昔から日本人は大事にそして楽しみにしてきました。私は、行事がひとつの区切りをつけていく感じがして、簡素でもいいから何かしら行うようにしています。すると、今日のコトが自分の中に積み重なったような感じがして落ち着いてくるのです。また、明日からの新しい一日を楽しみに・・。

 

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柏餅作り教室の様子

 4月29日に大森で日本の伝統食教室があり、柏餅と桜のお吸い物を作りました。ピンク色の方は生地にビーツの絞り汁で色付けし、白あん(白豆と味噌)といちごをはさみ、緑色の方は、参加者さんのお庭に生えていたよもぎをいただきまして、それをすりつぶして皮に練り込み、小豆あんをはさみました。お椀に少しだけ見えているピンクは桜の塩漬けで、昆布ダシに入れるととても飲みやすく美味しくなりましたよ。

 

 参加者さんは、大人も子どもいらして全て一緒に作りました。蒸した生地をすりこぎでぺったんぺったん、結構力もいりますがみんなで協力して作れたことは、皆さんにとって大きな糧になったことでしょう。柏餅はもちろん美味しかったです!

 よもぎは身体を温めてくれるし、疲労回復、造血、食欲増進によいです。また、端午の節句に菖蒲湯に入りますが、その菖蒲とよもぎは邪気を祓うとも言われているのでこのような節目には使う意味があるのでしょうね。

 

 私は、お教室にお子さんがいらっしゃるといつにも増して気が引き締まります。なぜなら、お子さんから教わることが実に多いからです。子どもは大人のすることをよ~く見ていて、自らの判断材料にしているのだなぁとつくづく感じました。しっかりしなくては、と実感した次第です。皆さん、ありがとうございました。

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