ホーム写真「鮭の粕汁」

早春の薬膳「鮭の粕汁」

鮭の粕汁は身体が温まり、冬から早春の定番料理ですね。酒粕と味噌を合わせてコクを増し、旬野菜もたっぷり入れた粕汁です。

 

調理ポイント

ごぼうを皮ごとささがきにし、水に晒したアク抜きをせずにごま油でじっくり炒めることでアクを飛ばします。すると、ごぼうの甘さが残って旨みになりすごく美味しく仕上がります。

 

薬膳ポイント

鮭は血を補って巡らせる働きがあり、身体を温めます。根菜とネギ・生姜で温め効果が倍増するため、早春の薬膳に適しています。

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日々の薬膳料理教室、3月のお知らせ

 

プチ薬膳料理教室、改め日々の薬膳料理教室のお知らせです。

 

このお教室では、薬膳を日々の食卓に取り入れやすいように提案しています。今までもそうでしたが、食後にお話しする季節の薬膳の内容をより身近に感じられるようにしました。

薬膳を作る上で欠かせない五行の内容や食材の特性など、わかりやすく丁寧に説明いたします。なので、初心者の方でも大丈夫です。皆様のご参加をお待ちしています。

詳しくは薬膳料理教室のご案内をご覧ください。

 

今回のスープカレーは絶品ですよ!皆さんで楽しく作って美味しくいただきましょう。

 

このスープカレー、この時期の身体をケアしてくれることを私は実感しました。と言うのも翌日のお通じがビックリするほど良かったんです。ただ、お通じがよくなったというよりも身体の気血の巡りが良くなったという感覚で、身体が軽くスッキリ感が心地良かったです。個人差があるので同じにはならないかもしれませんが、体感してみる価値はあると思います。興味のある方、是非お待ちしています。

「やおやの料理教室」2月の様子

13日の日曜日にグルッペでやおやの料理教室を行いました。雨の中を、またこのコロナ禍の中をご参加いただいた皆様ありがとうございました。

 

今回の野菜のテーマは「菜花」で、ご飯・スープ・主菜に使いました。参加者さんからは同じ野菜でも料理によってさまざまに味わえること、そして野菜を使い切れることが良かったとの感想を頂きました。混ぜご飯は薄味にして菜花の味を活かし、スープはみりんで菜花の味のカドを取ってまろやかに、コロッケは菜花の味をしっかり味わう、で調理しました。デザートの金柑の蜜煮トーフヨーグルトは、優しい甘さとやわらかい酸味でとっても美味しかったです。金柑だけでなく八朔も試食していただきました。

今、世の中はコロナ禍でどなたも多少なりとも不安感を抱えていると思われますが、この料理教室で料理を作り試食することで少しでも気が楽になれたらいいな、と私は心がけて開催しています。それが参加者さんに伝わったようで良かったです。

 

次回は3月20日、日曜日に予定していますが、コロナ禍などで中止になることもあるかと思います。その際は、早めにご案内しますのでどうぞご了承下さい。次回の予定の詳細は料理教室のご案内をご覧ください。

ホーム写真「黒豆入り発芽玄米ご飯」

早春の薬膳「黒豆入り発芽玄米ご飯」

玄米を発芽状態にすると消化が良くなり、ギャバも生成されるので玄米が苦手な方やその栄養素を摂りたい方におすすめです。ご飯のプチプチと黒豆のほっくり食感をお楽しみに!

 

調理ポイント

玄米を洗ってたっぷりの水に1日浸水(夏は半日)させ、その水をザルで切って新たに水を入れて炊きます。土鍋でも炊飯器の白米モードでもOKです。黒豆は炊く直前に乾煎りして皮に破れ目をつけることで、浸水させなくても軟らかく炊き上がります。

 

薬膳ポイント

発芽玄米は脾胃の働きを助け、気を降ろす作用があり、黒豆は血を補って巡らせて脾の働きを助け、解毒し利水効果もありながら身体を冷やしません。よって、この組み合わせは早春の薬膳に適しています。

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日々の薬膳料理教室、2月の様子

13日の日曜日は、グルッペで日々の薬膳料理教室を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

この日はお昼ころから雨が降り出して寒くなりましたが、根菜と大豆の薬膳スープでお腹から温かくなり、この時期の薬膳にぴったりでした。他に大根餅(焦がしてしまった)と玉ネギの五味子酢和えを実習しました。

食後には料理に使った食材の効能の味方と説明をし、さらに五行と陰陽(特に中医学とマクロビオティックの見方の違いを)も説明しました。参加者さんからもご質問や感想など多く、かなりコミュニケーションがとれた内容となりました。皆さんからは楽しかったとのことで、私も嬉しかったです。

このご時世なので定員を4名様とさせていただいてますが、少人数ならではの濃い内容となっておりますので薬膳に興味のある方はご参加お待ちしております。

次回は、3月13日(日)に開催予定です。詳しくは薬膳料理教室のご案内をご覧ください。

自宅用味噌の仕込み

 

今年の自宅用味噌を仕込んだ。

写真のように大豆、麹、塩、道具類を先に用意してから始める。

今まではひとりで作業をしていたけれど、今回はダンナも巻き込んで一緒に作業したので時短になったし私は楽だった。

 

まずは、一昨日から浸水させていた大豆を圧力鍋にかけ、軟らかくしてマッシャーで潰す。このマッシャーで潰すのが力仕事なので今回は全てダンナに頼み、私は大豆を煮るのと麹の塩切りを担当した。私は大豆をマッシャーでグイグイ潰すけれど、ダンナはもっと優しい手つきでしっかり潰していた。ここで、性格がでるな~と。

 

大豆を潰し終えたら塩切りした麹と混ぜて、容器に味噌玉生地を投げ入れるが、ここでもバンバン投げ入れる私に対してダンナは優しくポンと入れていく。あ~、なんて優しい人なんだろうと、自分との違いに愕然とする。ま、いっか・・人それぞれだもんね。

 

あとは、容器をきれいにしてビニール袋を二重にしてきっちり縛って終了。ウチでは、階段下に置いていて今年の10月まで熟成させる。途中で味噌のフタを開けたりせず、そのまま置いておくだけ。この待つ時間がいいのだね!

ホーム写真「早春の薬膳」

春は一年の中で最も気候変動の大きな時期です。

暦の上では2月4日が立春ですが、それ以降に大雪が降ったりしてまだ寒い日があったりしますね。そこで、春まだ浅い時期は身体が冷えないように温かいものを食べましょう。

そして、選ぶ食材は、春に働きが旺盛になる肝の働きを助けるものや気の巡りを良くするもの、血を補うものなどですが、旬の食材を選んでいればだいたいは大丈夫です。

 

今回の薬膳効果:肝の働きを助け気の巡りを良くする。

黒豆入り発芽玄米ご飯 脾の働きを助け、のぼせを改善する。

鮭の粕汁  身体を温め、肝の働きを助ける。

蕎麦サラダ  肝の働きを助け、気を巡らす。

金柑の蜜煮  気の巡りを良くする。

それぞれのレシピは、順次ブログでシェアします。

 

 

グルッペ「親子味噌作り教室」の様子

昨日はグルッペ主催の親子味噌作り教室でした。5組の親子の皆さんがご参加くださりにぎやかで楽しい会になりました。ご参加いただいた皆さん、楽しかったね!ありがとうございました。

 

味噌作り教室は、こちらで前日から大豆を浸し圧力鍋で軟らかく煮ておき、いらした順に大豆をつぶしてもらいました。お子さんも大豆をつぶしやすいように丈夫なビニール袋に入れて手でぎゅうぎゅう押したり、踏んだりして大豆の形がなくなるまでつぶします。それに塩切りした米麹を加え丸めて容器にえいやっ、と投げ入れました。子どもたちは大騒ぎするでもなく、真剣そのもの!親御さんと一緒にしっかりと作業をこなして時間内に完了。

その後、私とスタッフが去年仕込んだ味噌とおにぎり、味噌汁、たくあんでおやつタイム。皆さんからどれも美味しいとご満足だったようで私たちも嬉しかったです。そしてスタッフから大豆が原料のさまざまな食品を紹介し、クイズ形式にして大盛り上がりでした。当日の写真がなくてごめんなさい。

 

今後もグルッペでは、味噌作りだけでなく簡単なおやつ作り教室も開催しようと予定していますのでしばらくお待ちくださいませ。

味噌作り教室の様子

昨日はグルッペ荻窪店で味噌作り教室を行いました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

味噌作りの材料はグルッペで販売しているものですが、特に大豆は「かんのこ大豆」と言う種類でグルッペファームで栽培しているものです。この大豆がとっても美味しいので完成する味噌が美味しくなるのはあたりまえ!参加された皆さん、10月ころの味噌のできあがりを楽しみに待っていてください。

本来であれば、作業後にグルッペの美味しい野菜と私が去年仕込んだ味噌を試食していただくつもりでしたが、このようなご時世なのでお茶だけを召し上がっていただきました。そのかわりにお出しする予定だった味噌と私が漬けたたくあんをお持ち帰りいただきました。コロナはなんともやるせないですね。

味噌はお腹の調子を整えて免疫力アップにつながるため、味噌汁、ドレッシング、炒め物、煮物など毎日摂りたい食材のひとつです。食材を選んで食べて、自分の身体は自分で護りましょう。