ふきの生命力を食べる「ふきと昆布の炊き合わせ」

 私は今週、ドーンと落ちてしまいました。金曜日から戻りつつ、やっと今日の土曜日に復活、散歩をしながら何食べたいかな・・とイメージしたら間髪入れずに「ふき」と浮かびました。ふきかぁ、と思ったらどんどん食べたくなって近所の八百屋さんに直行!すると、写真のようなダイナミックな売り方をしていて(実際はこの2倍の長さ)一瞬、迷ったけれど思い切って購入。

 

 家に帰ってすぐに下ごしらえを・・葉を切り落とし、鍋に入るくらいの長さに切って3分ほど塩茹でして水にとります。冷めたら皮をむいて料理、使うまでは水に入れて冷蔵庫に保存します。2日ほどは日持ちします。

 

 今日は二十四節気でいうと「清明」で、天地万物の気が満ち、清く明らかになるそうです。なぜだか、ふきを欲した自分とリンクしているような気がしました。

 とにかく、ふきを味わいたかったのでふきと昆布だけを炊きました。写真は鍋の中で、真ん中にあるのが昆布(ダシをよく出すために片面に1cm巾で切込みを入れてる)。ふきは下ごしらえして皮をむくと、翡翠色になってとってもきれいですね。

*ふきと昆布の炊き合わせ

<材料> ふき・・3本(長いもの)昆布・・5cm 水・・2Cほど 酒・・大さじ1 塩・・適量(吸い口よりやや濃いめ) 醤油・・小さじ1/2ほど

<作り方>

 鍋にふきと昆布と水を入れ、昆布が開いたら火にかける。沸騰直前で弱火にして5分ほど煮る。

 酒を加えてアルコール分が飛んだら塩も加え、少し煮て最後に醤油を回し入れ火を止める。少し

 冷めてから盛り付ける。

*この料理は、ふきの味そのものを楽しむ料理です。炊く時間が短めなのは歯ごたえも欲しかった

 からです。また。少し冷めたほうが味が染みて落ち着きます。

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