ホーム写真「冬の薬膳」

ホーム写真「冬の薬膳」の紹介です。

冬は寒さで身体が縮こまってしまい、肩こりや手足の冷えなどに悩まさせる季節ですね。

 

そこで、冬は寒さに対応させる薬膳を作ります。さらに、秋から引き続き空気が乾燥しているのでそれも考慮します。また、気血の巡りも良くしたいので補気・補血の食材もプラスするといいですよ。

 

鶏と根菜の薬膳スープは、補腎・補血・補気・滋陰の効果が期待できるスープです。気血の巡りを良くしてを身体を温め、腎の働きを助け身体全体の乾燥を癒す、まさに冬のスープです。それに、カブと八角の酢醤油漬けをプラスしました。

<鶏と根菜の薬膳スープ>4人分

材料 山芋・・1/2本 生姜・・1片 ゴボウ・・40g シメジ・・1/2パック 蓮根・・小1節 

   人参・・1/3本 手羽元・・4本 栗・・4コ 棗・・4コ 竜眼肉・・4コ 蓮子・・12コ 松の

   実・・小さじ2 陳皮・・少々 水・・8カップ 紹興酒(または料理酒)・・大さじ2 

   塩・・適量 醤油・・小さじ1 ごま油・・小さじ2

作り方

①手羽元に塩をまぶしておく。

②大鍋に水と棗・蓮子・竜眼肉を入れて弱火にかける。沸くまではフタをしてその後はフタをとって煎じていく。

③山芋は厚めの輪切り、生姜は千切り、ゴボウは斜め切り、シメジは小房に分け、蓮根・人参は輪切りか半月切りにする。

④②の鍋に手羽元・ゴボウ・蓮根・生姜・松の実・陳皮(手で適度な大きさにちぎる)を加えてさらに煮る。

⑤次に山芋・シメジ・人参・栗を加えて煮る。

⑥⑤に紹興酒を加えてアルコール分が飛んだら塩を加えて味を決め、香り付けの醤油を加える。最後にごま油を加えて火を止める。

*蓮子は蓮の実のこと、竜眼肉は写真右端の茶色の玉でこの殻を割って中の黒い実を使います。竜眼肉は補血するものですが、なければ入れなくてもOKです。

*ゴボウと蓮根を切ったら水に梅酢(酢でも)をたらした液に3~5分浸けてアクを取ってから使ってください。

*スープは約半量になったら完成です。