
レバニラ炒めに甘栗を入れてみました。甘栗のほんのりした甘さがレバーの味と妙にマッチして以外な美味しさですよ。
それぞれの薬膳効果について。
レバーは、鶏を使って補腎・補血効果を高めています。豚のレバーは補血しますが、補腎効果がないので腎の働きを助ける冬には鶏の方がおすすめです。また、栗を加えることで補腎し、血の巡りを良くし足腰の衰えや胃弱、頻尿、尿失禁に良いです。どちらも身体を温める作用があります。
他に、ニラや生姜を加えるので全体的に身体を温めてくれる一品です。ニラは、春が旬なのでこの時期は少し硬めで匂いも強めです。気になる場合は、3cm長さに切ってから水に2分ほど晒してからよく水を切ってお使いください。
レシピはクリックしてご覧ください。
<栗入りレバニラ炒め>2~3人分
材料 A(鶏レバー・・200g 酒・・小さじ2 生姜おろし・・小さじ1 片栗粉・・小さじ1)
B(酒・・大さじ2 オイスターソース・・小さじ1 醤油・・大さじ2 豆板醤・・少々 塩・・少々)
ニラ・・1袋 モヤシ・・100g(1/2袋) 甘栗・・6粒 長ネギ・・1/3本 生姜・・1片 ごま油・・大さじ1
作り方
①Aの材料で鶏レバーを浸し、臭みを取る。
レバーは洗って筋を切り取り、そぎ切りにして(血の塊があったら水洗いする)ボウルに入れる。酒と生姜おろしを加え、10分ほど置く。
②Bを全て混ぜ、合わせ調味料を作る。
③ニラは3cm長さに切り、モヤシはさっと洗い、甘栗は殻付きなら外し、ネギ・生姜はみじん切りにする。
④レバーに片栗粉を加えて混ぜ、フライパンにごま油を熱してレバーを炒める。この時油がはねるようならフタをしても良い。
⑤レバーを返して両面に焼き色がついたら、レバーを寄せてネギと生姜を加えてさっと炒め合わせる。
⑥⑤の具を寄せてモヤシとニラを加えて炒め、しんなりしたらBの合わせ調味料を加え、さらに栗も加えて炒めて完成。
*レバーの下ごしらえは色々ですが、この方法はそのまま炒められるので楽です。レバーの筋は、食べた時に口に残るので取り除いた方が良く、血合いも洗い流すと食べやすくなります。
*辛いのがお好みなら豆板醤は混ぜずに炒めた方が辛くなります。