夏のデザート「葛切り小倉パフェ」

 昨日の台風はひどかった。私はかなり影響を受けてしまい、頭は重く鈍痛がするし身体も重くて何もする気がしなかったので、こういう時は潔く何もせずにゴロゴロしていた。

 今日は、こちらは台風一過でスッキリと晴れあがりド~ンと高気圧のため、私の身体もスッキリ!但し、フェーン現象の暑さにはかなわんね。

 

 そこで、涼を呼ぶデザートを作って元気を取り戻す。

小豆は、利尿もするし腎の働きをヘルプ、抹茶寒天は抹茶の苦味が心の働きをヘルプ、葛切りの葛はお腹に良く身体を少し冷ましてくれる、黒蜜の黒糖は血の流れを良くしお腹を温め、元気にしてくれる。これらを重ねてグラスに盛り付け、ラスクをトッピングした。

 甘さをかなり控えめにして身体ラクラクのデザート、レシピはクリックしてご覧ください。

 葛切りは京都の老舗、笹屋伊織さんの「くずきり」を使用。筒の出口が網目状になっていて、写真は押し出しているところ。こういう工夫が楽しいね、さすが老舗です。

 

<抹茶寒天>2~3人分

材料 抹茶・・小さじ1 水・・1カップ パウダー寒天・・小さじ1/3

作り方

①小鍋に水と抹茶を入れよく混ぜてからパウダー寒天も加えて混ぜ、中火にかける。

②時々かき混ぜて、沸騰したら一呼吸置いてから火を止め、耐熱の容器に入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める。

③スプーンで崩したり、角切りにしたり、器に他の具と重ねて入れる。

 これは、最後に豆乳を注いだところ。

 

<あんこ> 約5人分(作りやすい分量)

材料 小豆・・1/2カップ 水・・2カップ 甜菜糖・・大さじ3~ 塩・・少々

作り方

①小豆をさっと洗い、圧力鍋に水と共に入れ、高圧にし圧がかかったら弱火にして5分加圧し、火を止めて15分ほど蒸らす。

②マッシャーで小豆を潰し、甜菜糖を加えて中~弱火にかけ少し煮詰め、塩を加えて甘さを引き出す。

 

*あんこは冷めると硬くなるので、少し緩めで火を止めると良いでしょう。

*冷蔵庫で1週間ほど日持ちするので、この分量で作っておくと便利。

*アクが気になる場合は、圧をかけずに一度ゆでこぼしてから分量通りに圧をかけてもいいです。