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この花ってよく見ますよね。梅雨の時期に花を咲かせて可憐な感じですが名称は「どくだみ」といいます。見かけとのギャップが大きいですが、それはこの植物の効用からきているようです。諸説あるなかのひとつに「毒痛み」があり、身体の毒出しをして痛みを取ることからこの名称になったとのことです。
別名「十薬」とも言い、10種の薬効があることから名づけられたようですが、実際にはそれ以上の効果があるようです。
写真はウチのお庭のどくだみですが、去年から生え始めました。鳥なのかネコなのかが種を連れてきたんでしょうね。ではでは、せっかくなのでお茶を作ることに・・。
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どくだみの薬効が強いのは花がつぼみの状態とのこと、これは一条ふみ著「草と野草の常備薬」に載っています。民間療法がたくさん紹介されていてとても重宝する本です。
どくだみをはさみで切り、よく洗ってザルに広げ乾燥させます。これは、ざっとでよいので天日でもOK。1日でいいかな。
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乾燥したどくだみをさらに数本、束にして写真のように干します。今度は陰干しにして、カラカラになるまで干してください。
干せたらこのままトイレに下げておくと消臭になるし、布袋に入れてタンスに入れておくと虫除けに、また布袋に入れて煮出してからお風呂に入れてもいいですよ。
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お茶にする場合は、さらに乾煎りします。はさみで小さめに切ってから、フライパンなどでよく煎ってください。どくだみは、独特の生臭いような匂いが特徴ですが、これは熱で飛んでしまうので乾煎りすると匂いがおおかた消えて飲みやすくなります。
お茶の作り方は、鍋に水とどくだみの葉を適量入れて中火にかけ、沸騰したら弱火で5~10分ほど煮出してください。煮出し時間は、お好みのお茶の濃さにしていただければOKです。
さて、その効用ですが、むくみ取り、便秘、血行促進、蓄膿症、高血圧の予防、動脈硬化の予防、解毒作用、美白、毛細血管の強化、吹き出物、疲労回復、糖尿病の予防など、さまざまですね。但し、効き方には個人差がありますのでその点もご了承ください。
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