祝い酒

お正月は美味しいお酒も必須です。

 

今回は「幻」「灘の生一本」を飲んでみました。

 

幻は、広島の中尾醸造という酒蔵のものでリンゴ酵母で醸したお酒。薄い琥珀色で飲むとまろやかな味と後味はスッキリで飲みやすい、いくらでも飲めそうなお酒です。

灘の生一本は、端麗辛口と謳っていてまさにその通り。キリッとした辛口は口当たりも良く、お料理もつい進みます。両方ともすごく美味しくてちょっと飲み過ぎに・・でも楽しいお正月の祝い膳と祝い酒でした。

 

 

ウチは、夫が大阪に単身赴任しているのでこの数年の年末年始は大阪で過ごしていました。が、1月にこちらに戻ることになり今回が最後の大阪のお正月でした。

そして、初詣は京都の友人と共に神社巡りをしていましたが、今回は大好きな下鴨神社にお詣りして境内にある「さるや」という茶屋で一休み。すると、お正月だけお雑煮を提供していたので迷わず注文。私は、以前から関西の本場の白味噌雑煮を食べてみたいと思っていたこともありラッキーでした。

 

お雑煮に添えられた紹介文によると、下鴨神社の社家の人たちのお雑煮で「賀茂の雑煮」として祝い膳に添えられていたそうです。このお雑煮は白味噌のお汁と丸いお餅のみで、朱塗りのお椀の蓋を開けるとお餅も沈んでいるため白い汁だけって感じでした。さて、ひと口飲んでみるとしっかりお出汁が効いていて白味噌の甘さがほんのり、塩気も効いていてすごく!とっても!美味しかったです。繊細ではんなりとした京の食文化を堪能しました。写真を撮り忘れてしまい・・ごめんなさい。白木の角盆にお雑煮とやわらかく炊いた黒豆3粒とほうじ茶がセットになっていました。

 

京都や大阪に限らず、日本の各地の食文化に直に触れてみたいと思いました。あちこち行きたい!!