ホーム写真「パリパリチキンサラダ」

初夏の薬膳

暦の上では5月上旬に立夏を迎えますが、あの暑い夏とは季節感が違う感覚ですね。むしろ、爽やかな薫風と太陽の恵みで一年で一番過ごしやすい季節と言えます。

もちろん、暑さも気になってくるため生野菜などの清熱作用のあるものが欲しくなってきます。但し、まだ朝夕は大気が少し冷えたりするので身体を温める生姜やネギなども合わせて使い、冷え過ぎないようにご注意ください。

 

薬膳ポイント

旬のフレッシュ野菜と共に温性の鶏肉や滋陰するチーズを合わせてバランスを取りました。また、鶏肉には補気作用もあるため気の充実をはかり、身体を衛ることも意識した薬膳です。

<パリパリチキンとモツァレラチーズのご馳走サラダ>2人分

材料 鶏もも肉・・1枚 モツァレラチーズ・・1コ 食パン・1枚 レタス・・2枚 スナップエンドウ・・4コ

   水菜・・1/2株 セロリ・・1/3本 プチトマト・・4コ なたね油・・大さじ2 酢・・大さじ2 

   塩・コショウ・・少々

作り方

①鶏肉に塩を適量まぶし、30分ほど置いて余分な水分を抜く。

②モツァレラチーズは角切り、食パンは盛り付ける直前にト―ストして角切りにする。

③スナップエンドウは塩茹で、ミニトマトは半分に切り、セロリは斜め薄切りにする。他の葉野菜は少し水に浸けてパリッとしたら水気を良く切り、食べやすい大きさにちぎる。

④フライパンに鶏肉の皮を下にして置き、アルミ箔などでカバーしたら鍋など重いものをのせて重しにし、やや弱火にかける。皮目がきつね色になったら返して火を通す。

⑤器に葉野菜を敷いて角切りにした鶏肉・モツァレラチーズ・セロリ・プチトマトなどを盛り、なたね油・酢・塩・コショウを回しかけ、パンを散らす。

*ドレッシングは作らずに回しかけただけなので、食べてみてから足りないようならそれぞれ足してください。

*鶏肉はひと晩冷蔵庫で保存すると塩鶏になって肉質がさらに締まります。また、ペーパーを取り替えて5日ほどは保存できますよ。