春の兆し

今年はいつまでも寒いと思っていたけれど、この1週間ほど気温が上がり暖かくなってきて春の兆しを感じる。

特に朝から午前中は太陽が昇っていくと共に陽気もグングン上がり、人も下からあおられてのぼせぎみになる。そうなると首から上だけほてって足元は冷えている状態になりやすい。そこで、頭部に上がった気を降ろして全身にくまなく巡らせるようにすると良い。

では、どうする?

気を降ろす作用のハイビスカスをお茶にしたり、気を巡らせるカモミール・ジャスミン・ラベンダー・マイカイカ(バラの蕾)などをお茶にして飲み、さらに手足の運動をして気を全身に巡らせると頭部のほてりが治まって楽になる。これらの茶葉が無い時は、青紫蘇を刻んで緑茶に入れてもOK。手足の運動も軽くさすったりマッサージしたり、足踏みでも効果的なのでとりあえずやってみよう!

 

気のせいにしてほうっておくと食欲不振や精神不安を引き起こすので気を付けてね。春は昔から木の芽時と言って心の病になりやすいとされている。それは、自然界が冬の無から春の芽吹きの有に切り替わることで強烈なエネルギーが動き出すため、その強い気に煽られて身体が陰陽分離を起こし心のバランスをも崩してしまうから。そうならないように深呼吸してリラックスを心がけてくださいね。