野菜作り日記、おしまい

去年の3月6日から始めた野菜作りは今月いっぱいで終了する。私は初めての本格的な野菜作りで、土と風・太陽・雨・雪などの環境の中であるがままの姿で生長する野菜たちにたくさんのことを学んだ。

 

種から芽を出す勢いの強さ、おひさまを浴びてグングン伸びていく様、花を咲かせ風や虫たちに受粉を手伝ってもらい実を生らせ、またその実に種を宿す。その、生きて循環するというシンプルな営みに自然界の神髄をみる思いだった。

私は、自然界と呼応して生きていきたいと思う。だから物事をあるがままに捉え、その本質はなんだと自分に問いかける。決して考え過ぎてはいけない、なぜなら本質から遠ざかってみえなくなるからね。

 

来年度も区民農園を借りるか迷っていたけれど、お導きがあったのでじっくりと思い直し止めることにした。今後は、今、自分がやりたいことに時間を使おうと思っている。迷っている間、私はふわふわしていたけれどもう大丈夫!地に足が着いて落ち着いた。

この1年、野菜作り日記をご覧いただきありがとうございました。最後にいくつか写真があるので興味のある方はクリックしてご覧くださいまし。

 

 

最後まで植えていたサニーレタス

 

本来は、寒さよけのビニールで覆った方が良かったのに手元にあった虫よけで覆っていた。

サニーレタスは霜にも雪にも負けず少しずつ生長していたけれど、最後に農園を整理する日に全て収穫した。驚いたことに葉の奥の方にアブラムシがびっしりと付いていた。こんなに寒いのにもう虫たちは春の兆しを感じ取っているんだな、と感心してしまう。

春のサニーレタスと違って、軟らかいけれど噛むと葉がしっかりして冬の味わいが心に沁みた。

 

 

 

 

農園の収穫と草取りをして土を少し耕して終了

 

 

この1年の感謝を込めて、ダンナと一緒に作業をした

 

 

 

 

サニーレタスはサラダにして堪能している。

 

すごく美味しい!ありがとう