柿がだんだん色づいて

実家の裏に柿の木があり、私が来た時は柿が緑色だったのにだんだん柿色に色づいてきた。色づくと共にたくさんの実を付けていたことがよくわかり、私も嬉しいがカラスはもっと嬉しいらしく(生きるためだからあたりまえか)よく飛んできては、まだかまだかとカーカーいっている。

ウチの柿は渋柿だからすぐには食べられず、柿を焼酎につけるなり、干し柿にするしかないのでお楽しみはしばらく待たねばならない。カラスは渋くても大丈夫なのか?と思っていたら、どうやらカラスはチョンチョンと嘴でつついてしばらくそのままにしておき、渋が抜けたあたりで食べるらしい。なんてこった!カラスは賢いとは知っていたが、渋抜きまでしているとは・・恐れ入った。やはり、自然界から教わることはいっぱいあるな、と私はつくづく思う。

もうひとつ、すごいなと思ったことは、柿の木の裏側を見ると葉っぱに隠れて柿の実が見えない。まぁ、種の保存から言えば表側に実をつけて鳥などにわかりやすくしているからなんだろうな、と納得した。私は、今まで世の中を見ているようで見ていなかったものがたくさんあるかも、とちょっとヒヤリとした。観察眼をもってあたりをよく見ようっと。

 

 

9月下旬の頃

 

まだ柿は緑色でどこにあるかもよくわからない

 

 

 

 

最近の柿

 

柿色に色づいてきて、たわわに実っているのがよくわかる

 

 

柿の木を裏側から見たところ

 

柿は全くと言っていいほど見えない