初物サンマに舌鼓

 

今年はサンマの水揚げが少ない、と初セリで高値がついていた。けれど、このところの気温低下により?かな、サンマが豊漁になりつつあるようで値段も安くなっていた。そこで、昨日の夕飯は初サンマをいただいた。

 

お皿に乗りきらないサイズのサンマ!とっても新鮮でお腹の苦味も美味しく感じるほどだった。

サンマの薬膳効果は、脾胃(おなか)の働きを助け造血して巡らせ、貧血を改善する。また、疲労や食欲不振などに良い。

夏が終わり秋を迎える頃に体調を崩す場合が多いけれど、上記のような症状にはサンマが適しているからたくさん食べたいものだ。やはり、旬の食材をバランスよく食べていると間違いがないのだなと思う。

 

昨日は、他にきくわた(タラの白子のこと)と豆腐のお吸い物、ホウレン草ともってのほかの酢の物。きくわたも私の子どもの頃から好きな食材でよく母がお吸い物にしてくれた。今は、逆転して私が母に作っている、いろんな意味で巡っているな、と思う。

母もサンマが大好きで食べ方もすごく上手、昨日も中骨と頭しかお皿に残っていなかったので「サンマの食べ方上手じゃん」と私が言うと母は、照れたように笑っていた。

 

あ~、笑うっていいね。もっと笑って過ごそうと思った。