「夏の薬膳」餅あわとゆり根のスープ

 

ホーム写真「餅あわとゆり根のスープ」

 

あわは、身体の余分な熱をさまし脾の働きを助けるので脾胃虚弱に効果的です。また、消化不良や口渇、便秘などにも良いです。

ゆり根は、精神を安定させ、動悸や不眠にも効果的です。

 

夏は、クーラーで身体が冷え過ぎることもあるのでお腹は温めておきましょう。そして、イライラにはゆり根が効きますが、夏は入手しにくいので蓮の実やチンゲン菜でもいいでしょう。

餅あわとゆり根のスープ 4人分

材料 餅粟・・大さじ2 ゆり根(乾燥)・・20g 細ネギ・・2本 昆布ダシ・・2カップ 

   酒・・大さじ1 塩・・適量 醤油・・少々

作り方

①鍋に水4カップとさっと洗ったゆり根を入れて中火にかけ、沸騰したら弱火で半量まで煮詰める。

②次に昆布ダシ2カップを加え(全部で4カップになる)、茶こしに入れて洗った餅あわも加えて煮る。

③餅あわが煮えたら酒・塩で味付けし、最後に醤油で香り付けする。

④器によそって小口切りしたネギを散らす。

*ゆり根のほのかな甘味と餅あわのとろみがホッとするスープです。