食べ物とカラダの関連

先日、私のブログを見ている友人からこんな質問をされた。「カラダの調子が悪くなると食べ物で整えているってどういうこと?何々を食べてスッキリってよく書いてあるけど・・」

 

そうきましたか。確かに薬膳やマクロビオティックを知る前の私は、食べ物とカラダの関連性について全くと言っていいほどつながっていなかったと思う。学校で習った栄養学の知識はあるけれど、それが自分の中で意識化されていなかった感じだ。そこで、改めて以前の自分から見つめ直してみた。

以前の私は、食べたいものを好きなだけ食べていて、カラダのために何々を食べようという感覚はあまりなかったように思う。私が20代後半から30代前半の頃は、仕事にやりがいを感じ夢中だったので食べることは二の次になってしまい、オーバーワークとストレスで結局カラダを壊してしまった。それが大きなきっかけとなり、食べた物でカラダが作られているという事実に眼が開かれていった。

 

そして、学び始めたマクロビオティックと薬膳で食べ物とカラダの関連性はもちろんのこと、人は自然界とつながっていて外界の影響を常にカラダは受けているということ。たとえば、晴れているとカラダもカラリとしているが湿気が多いとカラダもジメジメしたり、風が強いとカラダもざわついたり、寒さ暑さは言うに及ばずでその影響をいかに緩和させるかが体調管理にとって大事なのだとわかってきた。

 

そこで、食べ物の持つ効用を利用して料理を作り、季節ごとの暮らし方も合わせて見直すと今まで気づかずにいたことがわかるようになってくる。やはり、人間は知識も同時に積み重ねていくことで事実として揺るぎないものを獲得できるのではないかと私は感じている。

 

そう、私も以前は友人と同じで食べ物でカラダがそんなに変わるのか?と思っていたから、その頃から比べると随分私も変化してきたな、とつくづく実感している。このように改めて自分を見つめ直す機会を与えてくれた友人に感謝!心からありがとうと伝えたい。