切干大根の再生煮物

 少しだけ残った切干大根を忘れていて、茶色く変色しているのを見つけた時・・使うか処分するか迷ってしまう。そんな時は、まずよくもみ洗いして水に浸けておくと切干大根の茶色が抜けるので、それからよく絞り通常に料理できる。但し、切干大根の甘味も抜けているのでみりんなどを使うと美味しくなる。今回は、蓮根と一緒に煮て最後に赤ピーマンを彩りに添えた。レシピは↓クリックしてね。

 

 他は、できたばかりの味噌をおにぎりに付けて焼いたもの、とろろ昆布とねぎのクイック味噌汁、大根のぬか漬けの純和風ごはん。

 私の母は、おにぎりに味噌を付けると必ず焼いてくれた。味噌が焼けて香ばしくなりすごく美味しくなる。焼きたてをハフハフ言いながら食べるもよし、お弁当に持って行ってもよし、味噌を少し焦がしたくらいが美味しい。

 子どもの頃に食べたものは、大人になっても自分の核の深いところを支えてくれてる気がする。

<切干大根と蓮根のピリ辛煮>2~3人分

材料 切干大根・・20g 蓮根・・100g(約1/2節) 赤ピーマン・・1/2コ(なくてもよい) ごま油・・大さじ1 

   出し汁(水でも)・・1カップ みりん・・大さじ1 醤油・・大さじ1 タカの爪・・1/2本

作り方

①切干大根をもみ洗いし、水に浸けて戻す(変色している場合)。

②蓮根を薄い銀杏切り、ピーマンは千切り、タカの爪は種を取って輪切りにする。

③鍋にごま油を熱し、蓮根を炒めて鍋の端に寄せ、切干大根を加えて炒め香ばしくする。

④蓮根と切干大根を炒め合わせ、タカの爪、出し汁を加えて弱火で煮る。切干大根が軟らかくなるまで煮る。

⑤④にみりんと醤油を加え、煮しめて最後にピーマンを加えさっと火を通して完成。

煮ている途中で煮汁が少なくなったら出し汁を適宜加えてください。しっかり軟らかくしなくても歯ごたえがあって美味しく食べられます。

*変色していない切干大根は、ザルに入れて水を回しかけただけで戻すと大根の甘味が残りみりんは要らないくらいです。その場合は、出し汁を2カップほど使い、醤油も大さじ2くらいが良いでしょう。