品川食育カフェ「味噌作り」2月の様子

 

 14日は品川で味噌作りを行いました。ここは、女性鍼灸師さんが主催してくれて障害を持ったお子さんもいらしてくださいます。私は、毎回その子どもたちから大事なことを教わるので、楽しみにしているお教室のひとつです。

 今回も子どもたちと楽しいひと時を過ごせて、私は幸せでした。皆さん、ありがとうございました。

 

 味噌作りは、大豆を軟らかく煮てつぶすことから始めます。大豆をつぶすのは意外と力を使うので、子どもとお母さんと交代でつぶします。障害を持った子どもは力が弱いけれど、その時に自分でできる力を発揮して一生懸命にひたすら大豆をつぶします。私は、ガンバレなんて声をかけません。なぜなら、子どもたちの大豆に向かっている真っ直ぐな気持ちがわかるから。そこには迷いなど無いから美味しい味噌ができるのは当たり前なのです。

 

 そして、本物の味がわかるのも子どもたち。味噌作りを終えて、ニンニク味噌を塗ったおにぎりと味噌にネギなど入れてお湯を注いだだけのクイック味噌汁を夢中で食べていました。お母さんによると、家では味噌汁飲まないのに・・とのこと。去年、作った味噌を使ったのでその美味しさが伝わったのでしょう。もちろん、お母さんたちも美味しいと感激してくださいました。本当に良かったです。

 

次回は、5月22日にカリカリ梅作りを行う予定です。