今を生きる食べ物教室8月「手作りうどん」の様子

 昨日の3日は調布にて「手作りうどん教室」を行いました。ご参加くださいました皆様ありがとうございました。

 

 どーんと真ん中にあるうどんは、粉をこねて踏んで寝かせて作った本格派うどんです。手前が麺つゆですがこれも一番ダシから作り、となりは出し殻の昆布と鰹節の佃煮、奥はデザートの桃ゼリーです。もう、おなか一杯うどんを堪能しました。写真には写ってませんが季節の天ぷら付きですよ。思ったよりも簡単にうどんができたと皆さんからの感想でした。

 今回は、参加者さんにダウン症の方がいらっしゃいました。作業をご一緒して私が感じとったことは・・・。

 うどんの生地をこねるのですが、ダウン症の方のはと~っても軟らかくて生地から優しさが伝わってくるのです。同じ分量で作っても作り手によって生地に違いが出るのは当たり前のことですが、この方のは私にとって衝撃でした。あの生地の感触と優しさを思い出すと、胸のあたりがクシュクシュして今でも涙ぐみそうになります。

 そして、できあがったうどんはとてつもなく軟らかく、介護食にもいいね、と皆さんで話しながら美味しくいただきました。他には2タイプのうどんができて、ひとつは腰のある讃岐うどん(これもまた美味い)もうひとつはその中間のうどんで、どれも作り手の個性が現れていて面白い!手作りのよさを楽しみました。

 

 写真は、食べきれなかったうどんをおみやげに持ち帰り(私はダウン症の方のをいただき)今日、リメイクしたあんかけうどんです。うどんに軽く片栗粉を振ってフライパンにごま油を熱し、両面きつね色に焼きます。あんは、トウモロコシとカラーピーマンを出し汁で煮て、麺つゆで味付け、片栗粉であんとじして麺と共にお皿に盛り、ねぎと青紫蘇・生姜おろしをかけていただきました。しみじみと美味しかった、ありがとうございました。

 

 今回の料理教室で私は、たくさんの大事なことを教わりました。皆さんに感謝です。

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